オーラルフレイル 口腔機能低下症をどう診る?

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    JUGEMテーマ:歯の健康

     

    2019.02.20

     

    千代田区3歯科医師会学術講演会

    「オーラルフレイル・口腔機能低下症をどう診る?」

     

    東京都健康長寿センター 平野浩彦先生をお迎えしての講演会でした。

     

    日本人の寿命は確実に伸びていますが、果たして健康的に長生きできているのでしょうか?

    要介護高齢者は増加の一途です。

    超高齢化社会に向けた、歯科のニーズを提示する内容でした。
     

    「オーラルフレイル」とは、

    老化に伴い、歯の数が減ったり歯磨きが出来なくなったり、食べにくくなったりすることに感心が無くなり、更には身体や心まで衰えていく事、です。

     

     

    身体的な「衰え」だけでなく、独居等による社会的な「衰え」や鬱や認知機能低下による精神的な「衰え」もお互いに悪い影響を与えていきます。

     

     

    オーラルフレイルの人が抱えるリスクとして、

    身体的フレイル:2.4倍

    サルコペニア:2.1倍

    要介護認定:2.1倍

    総死亡リスク:2.1倍

    、、、このようなデータも出ています。

     

    ただし、このような「老化」は最近、“可逆的”すなわち、元に戻ると考えられています。

    すなわち、いままで歳のせいだから仕方ないと言っていた事を改善、予防する事ができるのです。

     

     

    そのために歯科が出来る事を考えます。

    平成30年度の診療報酬改定から、口腔機能低下症が病名として収載されました。

    衛生状態、口腔乾燥、咬合力の低下、舌口唇の運動機能低下、舌圧の低下、咀嚼(噛み砕く)機能低下、嚥下(飲み込む)機能低下

    等の症状を調べて数値化すれば、何ができなくなってきたのかを知る事が出来ます。

     

     

    介護リスクを高める危険なお口の衰えとして、

    1,自分の歯が20本未満

    2,滑舌の低下

    3,咬む力が弱い

    4,舌の力が弱い

    5,「半年前と比べて硬いものが咬みにくくなった」と思う

    6,「お茶や汁物でむせることがある」と思う

     

    こう言う小さなものを見逃さない事が大事です。

    お心当たりがあれば、ご相談ください。

     


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