口腔ケアでインフルエンザを予防しましょう!

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    JUGEMテーマ:歯の健康


    例年より早い様ですが、今年もやって参りました、

    インフルエンザの季節です。
    予防接種をしたり、手洗いうがいを頑張ったり、マスクをしたりと
    様々な方法で対策をたてられていると思います。
    ところが、歯周病の原因となる細菌がインフルエンザ感染を助長し、
    症状を悪化させる可能性があると言う発表がありました。

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    この研究を行ったのは、日本大学口腔細菌学講座の落合邦康教授らの研究チームです。
    インフルエンザウィルスは鼻やのどなどの呼吸器感の細胞が持つ
    酵素の作用で感染を広げます。
    研究チームの調べでは、歯周病菌の一種「ジンジバリス菌」の出す酵素でも
    その作用を起こすそうです。
    口の中で歯周病菌が増えるとウィルスの細胞への感染を助長し、
    インフルエンザを悪化させる可能性があるとしています。

    この研究結果により、インフルエンザ感染予防や重症化防止に、口腔ケアの重要性が
    ますます高まったと言えます。
    落合教授も、「歯周病やむし歯は命に関わらないと軽視されがちだが、
    習慣的な口腔ケアを高齢者施設などで行うことでインフルエンザの感染を抑えられる。
    健康で長生きするには口腔ケアが重要だ」と話しています。


    歯磨きで、インフルエンザの発症が1/10に!!

    また、65歳以上のデイケアに通う在宅高齢者190名を、年齢、性別、残っている歯の数、
    要介護度、肺炎の既往などに左右されないように2つのグループにわけました。

    【口腔ケア群 98名】
    歯科衛生士が口腔ケアと集団指導を1週間に1回実施したグループ
    【対照群 92名】

    2003〜04年冬季、2つのグループを比べた結果、口腔ケア群のインフルエンザ発症者は1名、
    対照群では9名と、大きな差がでました。

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    〈参考文献〉
    気道感染予防介入における口腔細菌数および酵素反応の変化、口腔ケアによる気道感染予防
    59-66-2004
    口腔ケアによる細菌性酵素活性の減少とインフルエンザ感染予防
    歯界展望 Vol.107 No.3 498-502 2006


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